2019年06月

次回は2019年7月13日(土)に開催します。
場所は京都中部総合医療センター 第2病棟5階「憩いの場」
時間は14時〜16時30分です。

かかりつけの病院は問いません。初めての方も大歓迎です。
詳しい場所やお問合わせはこちらで確認ください。

京都中部総合医療センター緩和ケアチームからも参加いただき15名でパインツリーの会を開くことができました。

最初に現状の報告

日常生活に差しさわりなく元気に過ごすことができた人。抗がん剤治療を終えて4か月になり外出の機会を増やし前向きに生きていこうと決意を語られる人。一方でCTの結果がんが少し大きくなっているので薬の変更をする人。蒸し暑くなり気分がすぐれない人。偏頭痛がひどくなっている人。それぞれこの1か月の報告がありました。

みんなで話し合ったこと

夜眠れないことについて  
9時に眠剤を飲んで寝ようとするが、眠れない。又、眠剤がクセになってしまうのが心配という悩みについて、出席者から色々なアドバイスがありました。眠剤については習慣性があるものが多く長期間服用するのは良くない。毎日ではなく、眠れない時に頓服的に飲むのも1つの方法である。基本的には昼間に活動し疲れて夜になったら眠たくなるというのが自然のパターンなので考え過ぎない事。眠たくなったら寝むれるので、9時に眠剤を飲んで寝ようとするのに少し無理があるのではないか。発想の転換が必要である。眠れなかったら“しんどい”じゃなくてたとえ4時間でもぐっすり眠れたと考える、等。

食事療法について
がん治療の流れの1つとして食生活の見直しをするというものです。(例えば野菜を多く摂る、人参ジュースを飲む、等)。がんという病気にかかわらず、食事に注意を払うというのは良い事ではないか。無理のない範囲で行い、あまり傾倒し過ぎるのは問題があるのではないか。インターネット等には根拠のない怪しい治療法も載っているので注意が必要である。

最後に

緩和ケアチームの先生から、今話題のオプジーボなどの免疫療法や抗がん剤治療、分子標的薬治療についてお話しがありました。昨今は、抗がん剤などの医療に対するサポートも大変進歩してきているので、より快適な生活が送れるようになっているという説明がありました。

次回のパインツリーは7月13日(土)です。皆さんに会えるのが楽しみです。

↑このページのトップヘ