2019年09月

次回は2019年10月12日(土)に開催します。
場所は京都中部総合医療センター 第2病棟5階「憩いの場」
時間は14時〜16時30分です。

かかりつけの病院は問いません。初めての方も大歓迎です。
詳しい場所やお問合わせはこちらで確認ください。

 今回は、12名の出席でパインツリーの会を開くことが出来ました。季節の変わり目ということもあり、体調がおもわしくないという人、がんが少し大きくなってきて治療を検討する人、抗がん剤の治療を続けている人等、この1か月の報告がありました。
また、今かかっている病院では病気の原因がわからないので、他の病院で検査を受けたいが主治医の先生に言いだしにくいとか、抗がん剤治療をしていないと治療していないようで心配になる、という相談事がありました。それに対しては、抗がん剤には副作用もあるので、がんにあまり効果がみられず体が弱っていく場合、使わない方がよいケースもあるのであまり心配せず良い方に考えてはどうかという意見もでていました。
次回は10月12日(土)です。みんなと会えるのを楽しみにしています。

次回は2019年9月14日(土)に開催します。
場所は京都中部総合医療センター 第2病棟5階「憩いの場」
時間は14時〜16時30分です。

かかりつけの病院は問いません。初めての方も大歓迎です。
詳しい場所やお問合わせはこちらで確認ください。

 今回は、9名(新しく参加された方1名)と緩和ケアチームの先生の10名での開催になりました。大変暑い1か月でしたが参加された方々はそれなりに元気に日常生活をおくることができたようです。
今回話題にあがったのは①「抗がん剤による治療」と②「痛み止めの使用」です。
①一般的な話になりますが、抗がん剤などの治療を考えるときに、治療の効果と副作用のバランスがとれていることが重要で、ある程度効果があり副作用がほどほど(許容範囲内)であることが必要です。効果が期待できても副作用が強すぎる場合や、副作用が少なくても効果がみられない治療はお勧めしにくいと考えます。例えば、体の調子(体の状態)が悪いときには治療による副作用が出やすくなるため、治療による効果がある程度期待できるとしても治療をしない方が良い場合もあり得るのです。そういう場合でも、病気だけに注目すると、当然治療を行った方が良いということになるのですが、体全体、その人全体のことを考えたときにマイナスになるようであれば、その治療はバランスがとれていない治療と考えます。
②痛み止めを飲みつづけてクセになるのを心配している、という話がでていましたが、痛みがあってそれが苦痛であればあまりがまんせずに服用すればよいでしょう、ということでした。
また、
参加者からこんな質問が出ました。
最初に病気が見つかったときに、手術で切除するのは難しい状態であったが、抗がん剤治療を行ったところよく効いて、今度は手術を勧められた。手術をせずにこのまま抗がん剤を続けようかと思うけどどうだろうか? 
その質問に対しては、
検査結果等をみないでお答えするのは難しいのですが、手術を勧められるということは、手術で病気の部分をすべて取り切れる可能性が出てきた、ということだと思います。主治医の先生に手術の効果と副作用(手術に伴っておこる具合の悪いことは合併症といいます)、危険性がどれくらいあるかよくたずねて、バランスがとれた治療と考えられたら手術を受けたらよいと思います。

次回は9月14日(土)です。みんなと会えるのを楽しみにしています。

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